巻き爪とは?


母趾(足の親指)に最も多く発生しますが、他の足趾や手指の爪にも発生することがあります。
爪の両端が先端部で強く内方に湾曲しそのために爪床(爪下の皮膚)を挟み、皮膚に食い込むことにより強い痛みを引き起こします。この痛みを取り除くために爪を深く切り込めば一時的に痛みから解放されますが、爪が伸びるにつれて爪の巻き込みはより一層強く、痛くなり、切る。の繰り返しで悪循環を引き起こします。
巻き込んだ爪により軟部組織が傷つけられて潰瘍ができ、細菌の感染を受ければ炎症を起こし、更に激しく痛み悪化していきます。
巻き爪発生・悪化の原因となるもの

- 爪の形状(遺伝的要素)
- 靴による圧迫
- 深爪の習慣
- スポーツ(母趾に急激な重力がかかるもの、瞬発力を必要とするもの)
- 肥満、妊娠(急激な体重の増加)
- 悪路での長時間歩行
- 爪水虫(爪白癬)
- 誤った処置
巻き爪の痛みの原因となるもの

- 爪による皮膚への圧迫、また靴、ストッキングによるさらなる圧迫
- 爪を切った際、端の部分が切りきれずトゲ状に残ったみのが皮膚にささる
- 爪の中の異物、汚れ
巻き爪の痛みの原因となるもの
